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★住吉会系組幹部を射殺、山口組系組長ら逮捕…１８人立件へ
埼玉県ふじみ野市で昨年４月、住吉会系暴力団幹部が射殺された事件があり、県警は９日、
山口組系暴力団組長ら５人を殺人容疑などで逮捕した。別の容疑で逮捕していた暴力団組員
８人も、１０日に再逮捕した。さらに５人の逮捕状を取って行方を追っている。
県警幹部によると、１８人は共謀し、昨年４月１日午前５時頃、同市大井武蔵野の住吉会系
暴力団事務所前の駐車場で、この暴力団の鈴木敦嗣幹部（当時３５歳）を拳銃で撃ち、殺害
した疑い。
鈴木幹部を襲撃した実行犯は数人とみられ、その他１０人以上の関係者を共謀共同正犯で
立件するのは異例だが、「複数の山口組系暴力団が関係した組織的な犯行の疑いが強い」
（県警幹部）ことなどから、同容疑での逮捕に踏み切った。
埼玉県では昨年３月末、八潮市で山口組関係者が住吉会系組幹部らに刺殺される事件があり、
これを発端に抗争が発生。当時、約１５０人の山口組関係者が全国から県内に集まったとの
情報もあった。
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