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★漆間副長官「そういう発言したことないという記憶になった」
・漆間(うるま)官房副長官は9日午後、首相官邸で記者会見し、西松建設の違法献金事件を巡る
東京地検の捜査が自民党には及ばないとする見通しを示した自らの発言について、「私と3人の
秘書官の記憶を突き合わせた結果、そういう発言はしたことはないという記憶になった」と述べ、
発言自体を否定した。
一方で、「メモを取っていたわけではないし、録音もしていない。もし私の記憶に誤りがあれば
(事実と)違うのかもしれない」と語り、記憶にあいまいな部分が残ることも認めた。
漆間氏は5日のオフレコの記者懇談で、「自民党の方にまで波及する可能性はないと思う」と述べ、
報道各社が「政府筋」の発言などとして一斉に報じた。
この日の記者会見では、記者側が、発言のきっかけとなった懇談での記者の質問は自民党に
捜査が及ぶかどうかを明確に聞いたものだったとして見解をただした。しかし、漆間氏は「直接、
政党名を挙げて聞かれた記憶もない」と述べたうえで、特定政党に絡んで捜査の見通しを
述べたのではないと重ねて強調した。
一方で、「一般論であっても捜査に関する話をしない方が良かった。多くの皆さんに迷惑をかけて
申し訳ない気持ちでいる」と陳謝した。自らの進退については、「少なくとも任命権者が辞めろと
言えば従うつもりだ」と語り、麻生首相の判断に委ねる考えを示した。
漆間氏はこれに先立ち、9日午前の参院予算委員会でも、「特定政党の議員に捜査が及ぶか
どうか述べた記憶は全くない」などと釈明した。午後も同委員会に出席し、記者会見はこれを
挟んで断続的に行われた。
漆間氏の釈明について、野党は「不十分だ」とし、さらに追及する構えだ。
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