09/03/08 22:51:30 0
携帯ゲーム機を使って他人のパソコンの無線構内情報通信網（ＬＡＮ）からインター
ネットに接続する「ただ乗り」が子どもたちの間で行われているとして、気仙沼市内の
一部の小中学校が六日までに、保護者に注意を喚起する文書を配布した。この問題につ
いて気仙沼市教委も近く、各校に文書で注意を促すことにしている。
問題の携帯ゲーム機には無線ＬＡＮでインターネットに接続できる機能がある。無線
ＬＡＮは、ルーターと呼ばれる機械から飛ばされる電波をパソコンで受信してインター
ネットのホームページを見たり、メールの送受信ができる。配線の必要がなく、パソコン
を好きな場所で使えるため、多くの家庭や企業などで用いられている。
無線ＬＡＮは、電波の届く範囲が比較的広く、接続時にセキュリティーがかけられて
いないと、屋外からでも電波が受信できる場所が生じ、携帯ゲーム機の簡単な操作で
パソコンに接続できるという。この機能を活用し、第三者の無線ＬＡＮルーターに接続す
る行為が「ただ乗り」。文書を配布した学校では、子どもたちが特定の場所に集まって
ゲーム機を使っている様子を教師が見つけ「ただ乗り」を知ったという。
学校によると一九九九年に成立した不正アクセス法では、他人のＩＤやパスワードを
無断使用して接続した場合などは違法だが、「ただ乗り」はこの法に抵触しない。
しかし、他人の無線ＬＡＮを無断使用することで、所有者に覚えのない請求が届いた
り、パソコン機器に異常が発生したり、子どもたちがアダルトサイトや犯罪につながる
サイトにアクセスしたりする懸念がある。
何より第三者の電波を無断使用することは、モラル上の問題があり、学校では児童に
対し「他人の家のトイレを勝手に使うような行為」と分かりやすく説明して、「ただ乗
り」をやめるように話したという。
（続く）
■ソース（三陸河北新報）
URLﾘﾝｸ(www.sanriku-kahoku.com)
■前スレ（1の立った日時 03/08(日) 20:16:03）
ｽﾚﾘﾝｸ(newsplus板)