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★【地検特捜部】自民党ルートは視野にない綱渡り捜査
「この時期に、やる必要があるのか」―検察上層部は躊躇(ちゅうちょ)したという
。それを押し切って、小沢一郎秘書の逮捕に踏み切った東京地検特捜部。一体、どんな
事情があったのか。
「特捜部だって、次の首相に最も近い小沢代表の秘書を逮捕するリスク、批判は分かっ
ている。そこで今後のポイントは2つに絞られる。ひとつは、捜査のバランスをとるの
か。つまり、西松建設事件で名前の挙がっている自民党の二階経産相あたりを続けてや
るのか、立件が難しいにしても事情聴取くらいはやって、“痛み分け”にもっていくの
か。もうひとつのポイントは、今回の逮捕は入り口であり、特捜部は小沢を政治的に“
抹殺”できるだけの個別材料を握っているのではないかということ。これだと小沢の事
務所や自宅にも強制捜査が入ることになり、小沢はギブアップすることになる。この、
どちらかの展望がないと、今回の特捜部の捜査は説明がつかない」
特捜部捜査に詳しい司法関係者はこう語った。
第1秘書の大久保隆規(47)逮捕から一夜明け、事態はどうやら「後者のポイント」
の方に動き始めた。4日、特捜部は岩手県奥州市の小沢事務所を捜索。大マスコミは
一斉に「小沢サイドが献金要請」「西松 献金はダム受注が目的」などと報じ、検察捜
査に乗り始めている。
「西松建設の国沢前社長(1月20日逮捕)は取り調べに全面的にゲロっている。検察
は、大久保秘書が完黙しても起訴できるだけの証拠を持っている。今月末に秘書が起訴
されたら小沢もアウト。代表辞任ばかりか議員辞職に追い込まれる。それを聞かされて
いるから、マスコミも一斉に書き始めた」(司法担当記者)
(中略)
だが、案の定、「検察はおかしい」の声は日本中で起こり始めている。日刊ゲンダイ
本紙にも電話が引きも切らずの状態だ。とても検察の計算通りにはいきそうにない。
(日刊ゲンダイ2009年3月5日掲載)
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