09/03/10 18:30:21 PiRsS5Eg0
URLリンク(www.the-journal.jp)
「かつての自民党なら誰にも傷がつかないように総理を交代させた」、
「国民政党であることを自負していた自民党が民意に目をつむるのはおかしい」と私は書いてきたが、
それほどに不可思議な行動を自民党が取り続けてきた理由も今となってはっきりした。
小沢秘書逮捕の方針が官房副長官を経由して総理に伝えられ、それが一部の自民党幹部に伝えられていたからだ。
麻生総理の交代論を主張した自民党幹部には知らされていなかった。
しかし麻生続投を主張した幹部には伝わっていた可能性がある。
彼らはその日を待ってきた。麻生総理はだから何を言われても「辞める気はない」と言い続けてきた。
更迭できない理由はもうひとつある。麻生政権誕生直後に発売された「サンデー毎日」が興味ある記事を掲載していた。
漆間官房副長官が上司に当たる河村官房長官の失脚を図ったという記事だった。
麻生総理からスキャンダル追及のプロとして起用された事に応えたかったのか、
事もあろうに「総理の女房役」のスキャンダルまで探っていたのである。
記事によると漆間官房副長官は麻生総理に「河村官房長官の周辺には左翼がいる」と言って「更迭を進言した」と言う。
無論麻生総理はこれに応じなかったが、「左翼と交流がある」と言う理由で失脚させようとする感覚は、
戦前の「特高警察」を連想させる。そしてその頃、河村官房長官の「事務所費問題」がどこからかリークされ、
メディアを賑わせていた。確か麻生政権誕生後初めての閣僚の不祥事であった。
河村官房長官の「事務所費問題」は一時は国会でも追及されたが、河村長官の人柄のせいか、
追及は尻すぼみになった。この記事から推察できる事は、漆間官房副長官はスキャンダル情報を握ったら、
上司であろうが身内であろうがお構いなしに追求する可能性があると言う事だ。これでは誰も手を付けられない。
こういう奴