09/03/08 03:41:59 IR6bfhgV0
46 名前:名無しさん@九周年[sage] 投稿日:2009/03/08(日) 02:35:26 ID:Ma9zEmTq0
(抜粋)
実は07年の参議院選挙惨敗以来、政府与党は民主党の小沢代表を失脚させる事に専念してきた。
小沢代表さえいなくなれば、仮に政権交代が起きたとしても民主党は少しも怖くない。
なぜなら小沢代表以外に「権力」の裏表を知る人間が民主党にはいないからだ。
与党と官僚とが微妙な隙間を作りながら複雑に絡まり合い、どこに権力のポイントがあるのか
を分からなくする日本の統治構造は、国会議員であっても誰も内実を知らない。
ましてそれを縦横に操る事の出来る人間など滅多にいない。
しかしかつて権力の内側に身を置き、権力を操った事のある「経験者」が小沢一郎氏である。
霞ヶ関の権力機構からすれば最も「目障り」で「恐ろしい」存在だった。
小沢氏がいなくなれば、民主党を権力の手のひらに載せ、今の自民党と同じように溶かしてしまう事が出来る。
検察は悪い人間を捕まえる捜査機関ではない。時の権力者にとって障害となる人間を捕まえるところである。
これまで権力者のお先棒を担いできた検察だが、かつては政治的中立という「建前」を一応は守る姿勢を示した。
選挙がある時期に捜査着手は避けてきた。海外逃亡の恐れでもなければ捜査を先に延ばしても何の支障もない。
ところが今回はあまりにも露骨に意図が見え見えの時期の捜査である。私はその事に驚いた。
いずれやるとは思っていたが、ここまでタイミングを合わせられると、
むしろ追いつめられているのは権力の側ではないかと思えてくる。
政治資金規正法の本来の目的は金額の規制ではなく、資金の「透明化」にあった。
ところが三木内閣が金額の規制に踏み込み、それを「クリーン」と宣伝したため、
日本では政治献金に「悪」のイメージが付きまとうようになった。
なぜなら戦前から官僚機構は力のある政治家を排除する論理として「金権政治」を使ってきた。
星亨や原敬など、明治、大正時代に官僚と戦った政治家はみな官僚から「金権政治家」のレッテルを貼られ、
新聞に批判されて、憤った国民に暗殺された。
官僚機構が権力を脅かされると「カネのスキャンダル」を持ち出すのが昔からの常套手段なのだ。
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