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福岡県の麻生渡知事は6日、産学官連携で世界初の高齢ドライバー向け自動車開発を目指す計画を
全国的な取り組みにするため、46都道府県の全知事あてに参加を呼び掛ける提言書を送った。
応じた知事と「知事連合」をつくり、道州制導入を見据えた地方による新しい政策立案・実行の枠組みと
したい考え。高齢ドライバー用自動車の取り組みは、その第1弾と位置付けている。
麻生知事の計画では、今月末まで高齢者カーの開発計画に参加する知事を募り、5月の連休明けを
めどに「高齢者にやさしい自動車開発推進知事連合」(仮称)を結成。地方の過疎・高齢化の実情や
コンセプトカー(実験車)案に取り入れるアイデアを話し合う。会合で出された意見は、高齢者カー開発に
向けた具体策を検討する産学官連携の「高齢者にやさしい自動車開発委員会」(仮称)に提出する。
同委員会は、大手自動車メーカーや高齢者団体代表などで構成。高齢者の交通事故の実態や車に
対するニーズを調査・分析した上でハイテクを駆使した事故回避機能や装置の搭載などを検討。
2010年度末にコンセプトカー案を提案し、国内外のメーカーに実用化を働きかける予定だ。
麻生知事は全国知事会長を務めており、「知事連合」の枠組みで自動車以外でも経済政策を中心に
提言する構想を持っている。「新産業創出を目指す知事サミット」として、地方の企画力や発言力を
高めていく狙いだ。
ソース
西日本新聞 URLリンク(www.nishinippon.co.jp)