09/03/06 11:40:50 0
★マスコミ業界は「格差社会」の典型だ
・やれリストラだ賃下げだと、世間は世知辛い話題でいっぱいだ。そんなご時勢、うちには新聞から
テレビまで、あらゆるメディアが取材にいらっしゃる。
「いやあ、うちも広告費がえらいことになってまして」「ご愁傷様です」
なんて会話をしていたが、08年度の平均年収ランキング、上位は全部メディアではないか!
いやはや! 非上場なので顔は出さないが、大手全国紙もほぼ同じ水準である。
テレビや新聞社の高給は昔から有名な話だったので、さして驚きはないものの、広告収入の減少による
苦境は様々に伝えられている。そんな中、万難を排して労働者の賃金を守ったわけだ。まさに日本型
経営の鑑!労働組合の皆さんも大喜びだろう。彼らがいつも言っているとおり、横並び処遇と終身雇用を
維持したのだから。
一方、同じメディアでも下請けの制作会社や編集プロダクションの労働条件はかなり悲惨で、年収300万を
切る会社もザラにある。そういう会社は社長といっても、だいたいキー局の若手社員クラスの給料だ。
それにしても、実に不思議な話だ。同じ業界、同じ仕事をしていても、企業規模によって5倍も年収が
違うのだから。他の業界、たとえばITにしたって格差はあるが、大手電機クラスと3次請けでせいぜい
1.5倍程度に過ぎない。平均年収1500万円と300万円台の下請けの格差解消のためには、一体どうすれば
いいのだろう? 不勉強な私には想像もつきませんが。
そういえば数年前、「格差がひどい現場を教えてください」と某ニュース番組のディレクターが訪ねて
こられたので、「テレビ局」と教えて差し上げたのだが、それ以来お見えにならない。何か気に障る
ことでも言ってしまったのだろうか?(>>2-10につづく)
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