09/03/04 22:34:47 BmA5vEKY0
検察は、この事件の被告からの告発を不起訴にして、検察審議会の起訴相当勧告も無視したんだったな。
ノリックこと阿部典史氏(オートバイレーサー)がUターン禁止道路をUターンしたトラックにぶつかり事故死した事件で、
阿部氏を事故死させた運転手は執行猶予付きの有罪判決を受けた。
Uターン禁止道路をUターンという明白な違反行為がありながら、執行猶予がついている。
高知県のスクールバス運転手の場合、右折禁止でもなんでもない道路を右折しようとして実刑判決である。
実刑の理由として判決は、被告が過去に犯した軽微な2件の交通違反と反省の態度をしめさなかったことをあげているが、
交通違反は執行猶予と実刑の差をつけるほどのものではない。
反省の態度とは裁判官の完全な主観によるもので、なんら客観的な根拠になりえない。
こうして裁判官の「心象」によって、執行猶予と実刑が決まるのである。
これを「司法の腐敗」といわずして、なんと呼ぶべきであろうか。
裁判官の被告人に対する感情で決まる量刑の差は、司法に対する不信を生まないはずがない。
この裁判にかかわった地裁、高裁、最高裁判事は厳しい反省を求められよう。
一般的に国民が司法に対する抗議を示すには、総選挙と同時に行われる国民審査で最高裁裁判官を不信任するしかない。