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名古屋市中村区で２００７年１２月、保険金をだまし取ろうとわざと事故を起こし、同乗男性を死なせたなどとして、
愛知県警は、同区の内装リフォーム会社社長の男（３４）と、部下で、同市中川区の建設作業員の男（３３）
（いずれも別の詐欺未遂容疑で逮捕）について、傷害致死と詐欺の疑いで逮捕状を取った。５日に再逮捕する。
捜査関係者によると、２人は共謀し、同年１２月９日午前１時１５分頃、中村区塩池町の市道で、
作業員が運転していた乗用車を東海道新幹線の高架に衝突させ、後部座席に同乗していた同僚男性（３３）を
内臓破裂などで死亡させたうえ、保険会社から保険金約５０００万円の一部をだまし取った疑いが持たれている。
事故状況の説明にあいまいな点があったことや、２人が保険金の一部を受け取っていたことなどから、県警が捜査。
軽傷事故を起こして保険金をだまし取ろうとしたものの、男性を死なせてしまった可能性があるとみている。
調べに対し、作業員は「社長に言われてやった」と供述し、社長は容疑を否認しているという。
県警は死亡した男性についても詐欺容疑で書類送検する方針。
社長らは今年２月、故意に事故を起こし、保険会社から休業損害保険金をだまし取ろうとしたとして、
詐欺未遂容疑で逮捕されている。
（2009年3月4日14時53分 読売新聞）
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