【北方領土】麻生首相、ロシア大統領に強硬姿勢 「具体的進展なければ関係つくれぬ」at NEWSPLUS
【北方領土】麻生首相、ロシア大統領に強硬姿勢 「具体的進展なければ関係つくれぬ」 - 暇つぶし2ch699:名無しさん@九周年
09/03/05 15:38:07 +LbRSW9W0
 麻生首相がサハリンでメドベージェフ大統領と首脳会談を行った。さらにこの4月にも大統領と会い、5月には来日するプーチン首相
と会談する。

 両国の経済関係発展について話し合うことは大変結構だ。ただ、懸念されるのは北方領土問題での首相のアプローチである。これ
まで日本政府が構築した土台を、首相がつぎつぎと掘り崩しているのではないかという、深刻な懸念を抱かざるを得ない。

 麻生首相は昨年11月のリマでの日露首脳会談で、「経済に比べ領土交渉が進展していない。官僚のメンタリティーを打破すべきだ」
と指摘し、メドベージェフ大統領も「どこの国でも官僚の抵抗は存在するが、首脳の善意と政治的意思があれば解決できる。紋切り型
でない考えが必要だ」と述べた。

 これを受け、サハリンで首相は新たな独創的アプローチを目指すとし、記者団には「向こうが2島、こちらが4島では進展しない。役人
に任せているだけでは駄目。政治家か決断する以外、方法がない」と述べている。つまり、ロシア側が独創的な具体策には一切触れて
いない時に、麻生首相は一方的に「独創的」アプローチをし、4島返還というわが国の基本方針を、実際の交渉も始まっていない段階
で自ら否定したのだ。

 ロシア側の立場は今でも、プーチン前大統領が述べた、1956年の日ソ共同宣言を基礎にした解決が大前提である。しかも、同宣言
のロシア側解釈は、2島引渡しで最終決着、というものだ。ナルイシキン大統領府長官が昨年12月に来日した時、解決に当たっては
「両極端を排して」と述べた。ロシアが極端な立場という時は、常に4島返還論を指していたが、2島論を指すことはない。つまり、ロシア
が排すべきだという両極端とは、4島論と0島論で、麻生首相が期待している2島論ではない。


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