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■パチンコ業界がＣＭに金を使う訳は
パチンコ台のＣＭがテレビで垂れ流しの状況にある。夜となく昼となくパチンコ台の
ＣＭを垂れ流しても、大してお客が増えるわけではないのに、何故多額のＣＭ料を
マスコミに提供するのか？ それは口封じのため、と言っても過言ではない。
早い話がＣＭ料は口封じのためなのである。マスコミが業界を批判できないように
するためなのである。その証拠にサラ金規制により、ますますパチンコ絡みの事件が
増えてきているのに、マスコミからはパチンコ批判の声が少ない。と言うよりも、
ほとんど聞こえてこない。
莫大な、ＣＭ料の効果は抜群なのである。ちなみに、広告費を多く使う企業の上位は
（０７年３月期）①トヨタ1054億円②松下電器８３１億円③本田技研８１５億円
④ソフトバンクモバイル６２６億円⑤花王５６０億円…。あとは、イトーヨーカ堂、
日産と続く。
もちろん一般企業も、不祥事などのときや、クレーム隠しなどで、マスコミから
攻撃されるのを最低限に防ぐための、口封じ料として莫大なＣＭ経費を計上している
のである。トヨタなどは１０００億円である。
大企業がテレビで流しているＣＭの数と、パチンコ台のＣＭの数を比べてみると、
おおよその金額は想像できると思う。パチンコ台メーカーは、かなりの金額をＣＭに
使っているのである。もちろんそのお金は、パチンコをやる人たちがせっせと注ぎ
込んだお金である。
パチンコにハマっている人たちは、パチンコ屋が悪いと言う。確かにパチンコ屋は、
遠隔操作など悪さをしている。しかし、本物の悪は別にいるということも覚えて
おかなくてはいけない。パチンコ屋は悪さの点では小物なのである。
最近は特に、パチンコ台の代替サイクルが早くなってきている。それにともない、
パチンコ台メーカーは笑いがとまくらないほど儲かっている。悪の点では小物の
パチンコ屋は、苦しくなり倒産する店も少なくない。できればもっと減ってほしい。
「パチンコ屋は小作人で、パチンコ台メーカーが地主とするならば、その上に
悪代官がいる」ことを忘れてはいけない。悪代官とはー皆さんお分かりのことである。
それにしても、この国は酷い国である。2008/04/08
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