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食品安全委員会は2月27日、誤嚥に対する注意喚起を行うための資料「食べ物による窒息事故を防ぐために」を発表した。
ここ数年、誤嚥による死亡者が増加しており年間4,000人以上にも上る。特に、80歳以上の高齢者の死亡者数が顕著になっている。
気道が3~6 分間閉塞すると死亡の確率が高まるため、食材は食べやすい大きさにし、誰かが付き添うように呼びかけている。
東京消防庁では、管内で06年~07年の2年間に発生した救急事故が2,443件を調査したところ、
窒息事故の多い食材は「ご飯・寿司」が多く、次いで「餅」となっている。
年齢別にみると60歳以上が約7割を占めているが、中等~重篤の事故例が多い。また、
パンをのどに詰まらせた事故例は、高齢者に多く発生している。「重症」以上の割合が他食材よりも多い。
※重症以上の割合
のどに詰まらせた救急事故:26.9% パンを詰まらせた救急事故:37.0%
東京消防庁では食材がのどに詰まった時の対処法として、背部叩打法を紹介している。
【背部叩打法の実施手順】
1.傷病者が立っているか座っている場合は、やや後方から片手で傷病者の胸もしくは下あごを支えて、うつむかせる。
(傷病者が倒れている場合は、傷病者を手前に引き起こして横向きにし、
自分の足で傷病者の胸を支えます。片手で傷病者の顔を支える。)
2.もう片方の手の付け根で、傷病者の肩甲骨と肩甲骨の間を強く4~5回、迅速に叩く。
3.口の中を見て異物が出てきたら取り除く。
URLリンク(www.caremanagement.jp)
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