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佐賀市の知的障害者、安永健太さん(当時25歳)が警察官5人から取り押さえられた直後に死亡した問題で、
佐賀地裁(神山隆一裁判長)は、警察官5人のうち1人について、特別公務員暴行陵虐罪で審判に付する決定をした。
遺族が警察官を特別公務員職権乱用等致死容疑で告訴し、佐賀地検が不起訴としたのを不服として、
付審判請求していた。3日、遺族の代理人弁護士が明らかにした。付審判は起訴と同じ効果を持ち、
地検の処分を覆して刑事責任が問われることになった。
地検などによると、安永さんは2007年9月25日夕、佐賀市の国道208号で自転車を蛇行運転。
パトカーで移動中の警察官2人がこの様子を目撃し、止まるよう呼びかけたが、従わずに信号待ちの
原付きバイクにぶつかって転倒した。2人が近づくと暴れ出したため、応援で駆けつけた3人とともに
歩道で取り押さえた。安永さんはその直後に意識を失い、死亡した。
安永さんの父孝行さん(47)は08年1月、警察官を告訴。地検は同年3月、警察官の行為は法律で許される
範囲内の「保護行為」と判断。司法解剖の結果、死因は心臓性急死と判明したが、取り押さえた行為との
因果関係は証明できないとして、特別公務員暴行陵虐致死罪について5人を嫌疑なしで不起訴とした。
孝行さんは同年4月に付審判請求していた。
この問題で、孝行さんらは2月、「死亡したのは執拗(しつよう)で危険極まりない取り押さえが原因」として
国家賠償法に基づき、佐賀県に慰謝料など約4200万円の損害賠償を求める訴訟を佐賀地裁に起こしている。
3月3日10時52分配信 読売新聞
URLリンク(headlines.yahoo.co.jp)
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