09/03/03 10:53:14 0
「職場の人たちと話をしていて、家事を分担していることが周りに知れると
恥ずかしいのでは?」と言うのは、貴子さん(41歳・独女)。
「尻に敷かれているようなイメージがあるんでしょうかね。でもそれ、
男性同士の間だけのことだと思うんだけど。女性にとっては、断然イメージアップですよねえ」
というのも、貴子さんの職場には、お弁当を作ったり仕事帰りに夕食の買い物をするなど、
家のことにきちんと時間を割く同僚がいるのだそう。
「デザイナーという職業柄か、手先も器用でお弁当作りなんてすごく楽しそう。
『うちは当番制なんで』とか言って、照れるでもなく自然にやっているところが
カッコいいよね、って、女子社員の間では大評判」
こういう人なら結婚した後もイラつかなさそうでいいなあ、でもやっぱり少ないですよね、と貴子さん。
アラフォー独女と同世代の男性たちは、まだまだ「男は仕事、女は家」という価値観で
育てられた人が多い年代。独女たち自身でさえ、そういう人は多いのでは。とすれば、
両親が共働きなどの理由で子ども時代から家事を仕込まれた男性にこそ、
心の奥底では「家庭のことをやってくれる女性が、家にいてくれる幸せ」に
憧れて育った人が多いとしても無理はないかも……。気が遠くはなるけれど、
怒りにまかせて「家事をやってよ!」と彼を責めたところで、場の空気が悪くなるだけ。
「やってくれると、すごーく嬉しい」という嬉しさ感を全面に出しつつ、根気強く彼の
意識改革を進めていくのが、結局は最短&最良の近道なのかもしれないです。ふう。
(おわり)