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【民主党解剖】第1部 政権のかたち(2)「綱領」なき政党
もともと結党の原点は、自民党に対抗する二大政党の一角となるための
「プロジェクト政党」だった。このため、民主党はいまも憲法や教育、
安保、外交など足並みのそろわない基本政策は事実上、棚上げにされてしまっているのだ。
政権を担う政党として、あるべき国家像をどう描いているのか-。最後のとりでの基本理念でも
「地球社会の一員として、自立と強制の友愛精神に基づいた
国際関係を確立し、信頼される国をめざす」と書かれているだけだ。
党中堅はこう言う。「原則を言い始めるとバラバラになる。理念で集まっているわけではなく、
何が何だか分からない政党だ。綱領なんかない方がいい」
新進党時代に小沢と一緒に行動をともにした自民党閣僚経験者はこう振り返る。
「小沢の口癖は『公約は膏薬(こうやく)。張り替えれば効き目がでる』だった」。
友党の国民新党代表代行、亀井静香も「小沢にとって政策はアメのごとしだ」と指摘する。
「民主党は政党ではなく『選挙集団』。小沢にとって政策は二の次だろう。
100年に1度といわれる世界不況の中で、このまま政権交代となれば
国民は小沢に白紙委任状を渡すようなものかもしれない」
民主党中堅は自戒を込めてこう漏らした。
URLリンク(sankei.jp.msn.com)
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