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「日本が侵略国家だったとはぬれぎぬ」…田母神氏ロスで講演
【ロサンゼルス=松尾理也】
先の大戦をめぐり政府見解と異なる論文を公表したとして航空幕僚長を更迭された田母神俊雄氏が
1日、ロサンゼルス郊外で講演を行ない、約300人の米国在住の聴衆を前に
「歴史は戦勝国がつくるもの。私は米国が大好きだが、ただ押しつけられた歴史観に反論するために勉強しなければならない」
などと語りかけた。
「世界では、軍人はモラルの高い人々と考えられている。日本では、見張っていなければ危険だと思われている」。
田母神氏はこう切り出した上で、
「防衛省も外務省も左傾化が著しく、退職した後も講演への妨害などさまざまな圧力を受けた」
と振り返った。
日米関係をめぐっては、
「同盟関係を強化していくことは重要」
とした上で、
「米国が、グローバルスタンダードという形で自分の利益を押しつけようとするのは、国益からみて当然だが、
それをすべて受け入れているのは世界で見ても日本だけ」
と、日本の現状に注文をつけた。
田母神氏は昨年10月、懸賞論文に「日本が侵略国家だったとはまさにぬれぎぬ」などと記した論文を投稿していたことが発覚。
過去の侵略を謝罪した村山談話などの政府見解に反するとして解任された。