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■以下抜粋
今週行われた最新報告によると、タイで記録的な巨大淡水エイが釣り上げられたという。
おそらく史上最大と考えられ、捕獲を行った漁師と研究者により川に戻された。
この巨大淡水エイはヒマンチュラ・チャオプラヤ(学名:Himantura chaophraya)と呼ばれる種で、
2009年1月28日、ナショナル ジオグラフィック協会が後援する探検調査プロジェクトの中で釣り
上げられた。体重は250~450キロと推測されている。
大きさは幅が2メートル、長さが2.1メートルあったが、尾は失われていた。ネバダ大学リノ校の
生物学者ゼブ・ホーガン氏は、「尾が残っていれば、全長は4.5~5メートルあっただろう」と推測する。
「今回の発見には勇気づけられた。この地の巨大エイは、かつては乱獲により激減していたが、
現在では従来の推測よりも生息数が増加しているのかもしれない」とホーガン氏は期待を込める。
今回の巨大エイは、巨大魚プロジェクトの“ヘビー級チャンピオン”となる可能性があるという。
昨年3月、ホーガン氏はタイのチャチェンサオという町の近郊で、全長4.3メートルの巨大エイを発見
している。巨大淡水エイは、およそ200種存在するエイの中で最大級の種で、東南アジアやオースト
ラリア北部の非常に限られた川に生息している。
このマンモス級のエイ種が海に出ることがあるのか、そもそも海中で生存可能かどうかも判明していない。
なにしろ、学術的に初めて報告されたのが1989年のことなのだ。
ホーガン氏の率いる調査チームは、巨大淡水エイのまだ知られていない種や生息地を求めて今日も
探検を続けている。
URLリンク(www.nationalgeographic.co.jp)
がぞう
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