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(>>1の続き)
竹原市長は経歴も異色だ。地元の高校を卒業後、国立大に合格したが入学辞退。航空自衛隊
に勤務しながら防衛大に合格した。幹部候補生として5年間勤務した後、帰郷して地元の
建設会社に就職。そこで転機が訪れる。
「仕事で初めて役所に行ったら、仕事せずに態度だけデカい役人ばっかり。頭にきて、
批判のビラを配りながら2005年に市議になった。そしたら、議会はもっとひどい。
視察と称する北海道慰安旅行を拒否したら問責決議にかけられた。これはダメだと昨年、
市長選に出たんです」
今回の給与公開は、市民の平均年収が200万円以下に対して市職員の半数以上が
年収700万円以上と判明したことから敢行したという。市の税収約20億円のうち
17億3000万円が人件費という実態も暴露した。
当然、職員からは非難ゴウゴウだが、市長は「役人にプライバシーなどありません」と
バッサリ。あの橋下徹・大阪府知事も真っ青のパフォーマンスぶりだが、市長職に固執して
いるわけではないという。
「議会を解散した以上、出直し市議選後の不信任決議で失職したら、再び市長選に出て
民意を問う。でも、本当は小学校のPTA会長の方がずっと楽しい。やることをやったら
(市長は)早く辞めたいんだよ」
竹原市長は中学3年の長女を筆頭に3男2女の父。PTA会長をつとめる地元小学校の
児童らを「一緒に遊んでくれるよい友達」といい、末娘が通う保育園の担任からは
「お父さんの精神年齢は3歳児と一緒と笑われている」という。
“次の一手”については「別に市民の顔色をうかがっとるわけでもないし、何も
考えとらんよ」とケムに巻くが、来月22日とされる出直し市議選が全国の注目を
集めることは間違いなさそうだ。
(おわり)