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★数学者の森毅さんやけど 調理中、衣服に燃え移る
27日午後1時10分ごろ、京都府八幡市西山和気、京都大名誉教授で数学者の森毅さん(81)が、
自宅1階の台所で昼食の調理中にこんろの火が衣服に燃え移り、胸、両腕、腹にやけどを負った。
最も重い「3度」のやけどだが、関係者によると、容体は安定しているという。
八幡署や地元消防によると、森さんは1人暮らし。フライパンを使って卵料理を作っている最中に
火が燃え移った。自ら119番し、搬送された時は、意識ははっきりしており、自ら歩いていた。
大阪府枚方市の病院に搬送され、入院した。八幡署は過失とみている。
森さんは東大理学部卒業後、北海道大助手を経て、1971年から91年まで京大教授。
在任中は「一刀斎」のニックネームで親しまれる名物教授で、専門の数学にとどまらず、各方面で
ユニークな考え方を披露。テレビ出演や著書も多く、親しみやすい「賢者」としてファンが多い。
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