09/02/27 16:33:25 mZtYrfPw0
>>741
ウェストファリア以来、伝統的に勢力均衡論(法治主義)をとる欧米諸国と、
冊封体制(徳治主義)をとる中国は、究極的には共存できないよ。
現実的な問題としても、アメリカは中国と関係改善をはかる一方で、
日本、インド、オーストラリアとのつながりを強化し、勢力均衡をはかろうとしている。
他方、中国は空母建艦計画などに代表されるように、アジアにおける覇権国家を目指す、
拡張主義に傾いている。
どちらも歴史的な外交的伝統を考えれば、当然の政策だ。
中国が拡張主義を放棄し、米国と協調する方向を模索するのならば、
日本にとっても米国にとっても、それは最善の未来だ。
尖閣諸島問題のような個々の懸案はあるだろうが、大きな衝突にはならず、平和な二十一世紀が訪れる。
しかし、それはあまりにも楽観的なビジョンだ。
中国の覇権と欧米諸国のそれが衝突したときに、日本はどのように振舞うべきか。
それが二十一世紀の課題になるだろう。