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「不良を味方につけて、不良じゃない男にエッチなチョッカイを出す。」
なぜ、不良じゃない男やろくろく挨拶もしたことがない男にチョッカイを出すのか?
人間の人生は複雑で、理論上、女にはそれぞれにいろいろな事情が想像できる。
・不良の世界の生活が嫌で嫌で、不良じゃない世界へ脱出したい。
・不良の世界は分かったけど、不良じゃない世界の情報も後学の為に集めたい。
・私は不良のメッセンジャーガールだ。オマエに不良から預かった重要な伝言がある。
・不良が邪悪な人間だと知らず、本能の赴くままに外部の男へ性欲が向いている。
・不良と不良じゃない男をわざとケンカさせるよう煽って、どちらが勝つか実験したい。
これ以外にも二股女の動機には、想像すればきりがないほど、いろいろな可能性がある。
いろいろな可能性があるとすると、ゲーム理論「囚人のジレンマ」で状況の変数によっては
「二股女と共闘」という選択肢もあるわけだ。
そこをお笑い芸人の爆笑問題の大学生の太田光は、その二股女とあえて話し合いをせず、
いきなり「二股だ」と叫んで二股女を孤立させ、その二股女をぶっ飛ばし、
他の女へ見せしめのために二股女を再起不能にした。
「囚人のジレンマ」の決断の判断材料となる情報変数を収集せずに、全力で「裏切り」を選択した。
ギャンブラーだからこそ、状況判断に必要な情報変数をあえて取りに行かなかったんだ。
結果的に、大学生の太田光は自分の人生を守り抜き、悪い虫も寄り付かず、
出世も果たした。大学生の太田光は人文系的な勝負勘を持つ、優秀なギャンブラーだった。
私なんてものは、こういう二股女に何度も遭遇する。
「不良を味方につけて、不良じゃない男にエッチなチョッカイを出す。」
何度も何度も嫌な思いをして、やっと、こういう結論に達する。
この手の二股成人女は共通して不良を味方につけて、いろんなワルサをして、
いろんな人に迷惑をかけて、誰とも結婚できず、自爆してゆくキャラだと。
そして、「若い大学生当時の太田光の決断」と「過去の自分」とを比較して、
ああ、やっぱり私は馬鹿なんだなという思いに至る。
人と人との争いになると、だいたい人文系の勉強した人が勝つんだな。
政治の世界、それも叩き上げの世界に理系が少ないのはそういうわけだ。