09/02/25 23:50:44 FFK92bsA0
>>1
この件については総領事が100%正しい。
小沢の言う通り日米同盟の双務性を高めることは重要だが、
(副次的な効果として日本国内の雇用創出・失業者の吸収機能もある)
第7艦隊以外はすべて要らないというのはやりすぎ。
在日米軍のアメリカ空軍と海兵隊に相当する戦力を日本側で用意すると言うのであれば、
「数合わせ」としてはそれでも良いわけだが、
アメリカ空軍・海兵隊の極東でのプレゼンスの価値は純粋な戦力という意味だけに留まらない。
アメリカ空軍や海兵隊が日本に駐留していつでも極東で動ける状態にあることには
パワーバランス上、非常に重い意味がある。
やろうと思えば米空軍はいつでも北朝鮮を空爆できるし、
海兵隊はいつでも北朝鮮に上陸することができる。
残念ながら日本の自衛隊にはよほど特殊な条件が満たされない限り難しい。
また日本の自衛隊員が死んでもアメリカ世論は特に何とも思わないが、
アメリカ兵が死ぬことにはアメリカ世論は非常に敏感なので、その点での付加価値も計り知れない。
アメリカ軍が中共・北朝鮮と戦闘を開始すればそれだけでトップニュースだが、
中共・北朝鮮と日本の自衛隊が戦闘を開始して自衛隊員が戦死しても
アメリカ国内でニュースにすらならないだろう。
まずは「日米同盟の双務性を高めること」を日米間で合意して、
徐々に日本側の役割・負担を増やしていく(最初は米空軍・海兵隊の1・2割分を自衛隊に置き換えるとか)、
そのような中長期のスケジュールを共同で策定する、
そうすることで日米両国・両軍の相互信頼関係を高めていく、というのが一番良いのではないだろうか。