09/02/25 17:09:27 0
榊原氏は、80円まで円高が進むと見込んでいた背景として「日本は金融危機に直接ヒットされていないとか、
日本経済は欧米に比べると比較的良いのではないかというパーセプション(認識)があった」と振り返り、
現状については円安/株安を踏まえ「明らかに日本売りになっている」と指摘。その要因として
「昨年10─12月期のGDPが悪かったということと、中川(昭一)前財務・金融担当相の(G7後会見などの)
パフォーマンスが非常に悪かったということで、経済的なものと政治的なものがオーバーラップした」との認識を示した。
一方、今後の円相場については「100円以上にどんどん円安になるという状況ではない」と述べ、水準については
「しばらくは95円から100円の間」で推移するとの見通しをを示した。ユーロ/円についても「今125円くらいなので、
125円前後の水準がしばらくあると思う」と語った。
25日の外為市場ではドル/円が97円台を付け、3カ月ぶりの高値を更新している。ユーロ/円は海外市場で
一時1カ月半ぶり高値を付け、足元では124円台後半で推移している。
日本株については「おそらく(日経平均は)7000円を切る」との見通しを示し、政府が検討している
株価対策について「きちっとした経済政策を打つことにより、結果として株が上がる」と述べ、
「株を上げるために政策を打つというのは邪道」と強調した。
>>3以降に続く