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★日米首脳会談:経済討議が半分、中身の濃い話できた-麻生首相
2月24日(ブルームバーグ):麻生太郎首相とオバマ米大統領は24日、ワシントンのホワイトハウスで会談した。
初の顔合わせとなった両首脳の会談では経済問題をはじめ、アフガニスタンや気候変動などを話し合い、
麻生首相は「話の中身は濃かった」と記者団に語った。
麻生首相はオバマ大統領について、「一緒に手を携えてやっていける信頼たる指導者という印象が一番だった」と語った。
会談の半分が経済の問題だったと述べ、金融については、基軸通貨であるドルの信頼の維持が一番肝心だということを
オバマ大統領に伝えたことを明らかにした。
首脳会談は、先週訪日したクリントン国務長官と中曽根弘文外相の間で合意、発表されたもので、
麻生首相は、オバマ大統領がホワイトハウスに招く最初の外国首脳となった。
オバマ政権の日米同盟重視を象徴する会談は、一方で、内閣支持率が10%台前半にまで低下するなど、
麻生首相にとって政権運営が一段と厳しくなる中、開催された。
オバマ大統領は会談の冒頭、「日米友好関係は米国にとって極めて重要だ」と語り、
日本については東アジアにおける安全保障の「礎石だ」と述べた。
麻生首相によると、両首脳はアフガニスタン問題を話し合った際、パキスタンとイランも大事だということで一致した。
日本がパキスタン支援会議を東京で開催すること、さらには韓国と共同で進めている職業訓練に対し、
オバマ大統領から感謝を伝えられたという。
麻生首相はまた、東京で鉄道への依存率が76%という話題を含め、
エネルギー効率やアメリカの自動車文化にも話が及んだと述べた。
会談は現時時間午前10時半頃に始まり、11時49分に終了。
会談を終えた両首脳は記者団にはコメントせず、肩を組んで歩いていく後姿をカメラに見せるにとどめた。
麻生首相は会談後はリチャード・アーミテージ元国防副長官やジョン・ハレムCSIS所長らとの昼食会に出席し、
ダニエル・イノウエ議員の表敬を受けた。ワシントンを夕方に発つ予定だ。
Bloomberg URLリンク(www.bloomberg.co.jp)