09/02/24 22:33:49 0
2月24日(火)
「みかげ会館」売却へ
京都市、市有地有効活用で
京都市は25日までに、市有地の有効活用の一環で、京都地域人権運動連合会
(旧全国部落解放運動連合会京都府連)の活動拠点だった「みかげ会館」
(左京区田中上玄京町)の建物と土地を、来年度以降に売却する方針を決めた。
みかげ会館は、旧全解連が設立した財団法人「京都地域人権問題総合センター」が1985年、
同和対策事業として無償貸与された市有地(738平方メートル)に建設した。
3階建てで、旧全解連府連・市協議会の事務所が入り、設立当初から地域住民の敬老会や
学童保育の場などとして利用されてきた。
地域改善対策特定事業財政特別措置法の期限切れなどに伴い2006年9月から市の
無償貸与がなくなり、固定資産税減免措置も廃止された。「市の補助を受けず自立すべき」
との方針もあり、07年12月、建物を市に寄付して事務所を下京区に移した。
市は土地建物の有効活用を検討してきたが、老朽化で現状のままでは受け入れ先が
決まらなかった。ただ、売却までの間に、賃貸利用の要望があれば再検討するという。
長く地域活動拠点となり、施設は人権連が市に寄付した経緯もあるだけに、
京都地域人権連の藤谷剛書記長は「地域の公共施設として残ってほしいという
思いもあったが、やむを得ない」としている。
京都新聞
URLリンク(www.kyoto-np.co.jp)
土地建物の売却方針が固まった「みかげ会館」(京都市左京区)
URLリンク(www.kyoto-np.co.jp)