09/02/24 20:08:00 0
オリックスグループへの一括売却が白紙に戻ったばかりの「かんぽの宿」問題で、さらなる
「疑惑の影」が出てきた。新たに飛び出した別の企業をめぐり、国会も紛糾している。
24日の衆院総務委員会で、小泉改革に触れた現郵政担当の鳩山総務相は、「小泉元総理
ほどの大きな方が、アメリカからの要求をのむなど、わたしは思っていませんし、思いたくも
ありませんが。日本人の中にも、頭の中がアメリカ的になっている人がいますから」と話した。
さらに、「郵政だけで3分の2を取ったわけじゃない」と、麻生首相を擁護した自民党の笹川
総務会長は24日も、「(民営化が)あとに戻ったことなんてないんだから。そういうことについて、
小泉さんが文句を言う筋合いはまったくない。わたしは(かんぽの宿)特別委員会をつくってでも
調査したらどうかと言っている。満室なのにもうからないなんて、聞いたことないもん」と発言
した。
この発言に、ほかの幹部は「それは党内結束を乱すことになると反論しておいた。かんぽの宿の
件も含めて、郵政民営化で、今そんな議論を始めたら、やぶ蛇になる」と述べている。
「かんぽの宿」をめぐり、聞こえてくるのは、「売却を急ぐほどの赤字ではない」という声。
徳島・三好市にある阿波温泉「あわの抄」は、かつては年間4,000万円の赤字を出していて、
旧公社時代にすでに売却されている。
「あわの抄」の坂本智洋支配人は「おかげさまで、あわの抄は黒字になっております」、
「スタッフの数自体はですね、かんぽの時には60人くらい。今現在は、基本のスタッフ数
は15人」と語った。
さらに、佐賀・武雄市にある「四季のそら」の小野 章支配人は「天下りの問題もあると思います。
総支配人職にいらっしゃった方は、天下りだったと思います」と話した。
(>>2以降に続く)
▽FNNニュース ※ソース先に動画があります
URLリンク(www.fnn-news.com)