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東証2部上場の投資事業会社「ジェイ・ブリッジ」(東京都墨田区)の元会長(53)が、在職中の06年、
未公表の内部情報をもとに同社株を売却していた疑いがあることがわかった。証券取引等監視委員会は、
証券取引法(現・金融商品取引法)違反(インサイダー取引)の疑いで検察当局への告発を視野に、
同社から任意で提出を受けた資料の分析や元会長ら関係者の事情聴取を進めている。
関係者によると、元会長は06年5月、同社が業績予想の下方修正を公表する直前に同社株を売り抜けて
損失を回避した疑いが持たれている。シンガポールに開設された替え玉とみられる法人名義の口座を使って
株売買を指示していたという。業績予想の公表後に同社の株価は急落。元会長は06年9月に退任している。
監視委は国外から発注された不正な株取引について現地で直接調査する権限を持たないため、シンガポール
の監視当局に協力を要請。国境を越えた株取引について相手国から情報提供を得て日本側が立件した例はなく、
監視委は、法務省とも連携して調査を進めている模様だ。
[朝日新聞]2009年2月23日16時20分
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