09/02/23 14:29:32 0
・映画界最大の祭典、第81回米アカデミー賞の発表・授賞式が22日(日本時間23日)、ロサンゼルスの
コダック・シアターで行われ、滝田洋二郎監督の「おくりびと」が外国語映画賞を受賞した。
日本作品の同賞受賞は1956年に現行のノミネート方式になってから初の快挙。主演の本木雅弘(43)、
広末涼子(28)、余貴美子(52)、滝田洋二郎監督(52)が壇上へ。滝田監督が代表してあいさつに立ち、
「本当にうれしいです」と英語でスピーチした。
加藤久仁生監督の「つみきのいえ」も短編アニメ賞を受賞し、日本映画が54年ぶりに2冠を獲得した。
「おくりびと」は山形県を舞台に遺体をひつぎに納める「納棺師」になった男性の姿を描いた作品。
日本ではロングラン上映されヒット、日本アカデミー賞では本木の最優秀主演男優賞など10冠を獲得した。
助演男優賞には「ダークナイト」の故ヒース・レジャーさん、同女優賞はペネロペ・クルスが選ばれた。
URLリンク(headlines.yahoo.co.jp)
・第81回アカデミー賞で外国語映画賞を獲得した「おくりびと」の滝田洋二郎監督が受賞後に会見を行った。
主なやりとりは次の通り。
--今の気持ちは
「日本人は、いや世界中どこでも同じだが、死を忌み嫌う傾向がある。企画をいただいたときは不安だった。
しかし、実際に(映画で扱っている)納棺師の仕事をみて、これはやらなければいけないと感じた。
また、主演の本木雅弘さんが本当にのめり込んで演じてくれた。今日の賞の半分は本木さんのものだ」
--米国で認められたということについては
「映画は言葉を超えるということを実感した。この映画は死を扱っているようで、実は人間がどう生きて
いくのかということを扱っている。その意味で、人間の普遍的な感情を描けたと思う」
--他の有力作品をおさえて名前が呼ばれたときの感想は
「信じられなかった。これまでアカデミー賞でノミネートされた日本映画はほとんどが時代劇だった。
その意味で、現代物が認められたことはたいへんうれしい」
URLリンク(headlines.yahoo.co.jp)
※前:スレリンク(newsplus板)