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名古屋市長選(4月12日告示)に向けた民主党の候補者調整で、党愛知県連は20日、
同党の河村たかし衆院議員(60)に一本化する方針を固めた。名古屋市議団が23日に
鳩山由紀夫幹事長を訪ね、伝える。ただし、推薦の条件として河村氏が掲げる「住民税
10%減税」など主要政策の変更を求める考えで、焦点は県連と河村氏との政策調整に移る。
複数の同党関係者が毎日新聞に明らかにした。
県連幹部は「誰が自公支持候補に勝てるかを考えれば結論は明らか。ただ、市議団の
反発が強いことから河村氏にも政策面で譲歩させる」と語った。
県連は先月26日、市議団が推す元県弁護士会副会長の伊藤※彦(くにひこ)氏(55)
の推薦を決定した。だが、河村氏も出馬を表明したことから、党本部は分裂選挙を避ける
ため推薦決定を先送りしてきた。
党の意思を決める次の常任幹事会は24日に開かれるが、伊藤氏は20日、毎日新聞に
「ここで決まらなければ党は私を積極的に推薦する気がないと思う」と、自らの推薦獲得
が厳しい状況にあるとの認識をにじませた。
党関係者によると、23日は市議団の佐橋典一団長、奥村文洋選対本部長らが鳩山氏と
会う方向で調整している。鳩山氏は20日の記者会見で「落着点を見いだせればありがたい。
相手が誰であっても勝てる候補を推薦したい」と述べた。
一方、自民党県連は20日、執行部会を開き、中京大学教授の細川昌彦氏(54)を
支持することを確認した。同市長選では、県商工団体連合会会長の太田義郎氏(65)が
共産党系市民団体の推薦を受け立候補する意思を表明している。
※は「邦」の異体字
▽毎日新聞
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