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家電量販店「ビックカメラ」(東京)の本県初進出となる新潟店が20日、新潟市中央区の
JR新潟駅南口の新駅ビル「CoCoLo(ココロ)南館」にオープンした。
不景気で消費が冷え込む中でも、入り口前には徹夜組も含め約1500人が列をつくり、
午前10時の開店と同時に目当ての商品に向かった。
同駅の連続立体交差事業の関連施設として建設された同館は8階建てで、1―3階が商業フロア、
4―8階が駐車場。3階の通路は駅とつながっており、ヤスダヨーグルトやモスバーガーなど10店が既に開業している。
核テナントとなるビックカメラの売り場は1―3階に入り、総面積は家電量販店として県内最大級の
約9000平方メートル。
デジタルカメラやパソコンのほか、自転車、ゴルフ用品など約70万点をそろえている。
掃除機を購入した村上市の会社員奈良橋千栄子さん(45)は「ずっと欲しかった商品がチラシを見たら、
インターネットの通販よりも安かったので買いました」と満足げ。
井熊敏弘店長は「新潟では新参者。競争相手からいい部分を学ぶなどして、新潟市を盛り上げていきたい」と意気込みを語った。
一方、ビックカメラから約200メートル離れた同駅構内にあるヨドバシカメラ新潟店の岩田亮人店長は
「ライバルが至近距離に現れ、社員の士気も上がっている」と話し、安売りセールなどを展開して対抗する構え。
同市内の他の家電量販店も、安さを強調するチラシを同日の新聞折り込みで配布しており、ビックカメラの進出が
量販店同士の競争に拍車を掛けている。
新潟日報2009年2月20日
URLリンク(www.niigata-nippo.co.jp)