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★深夜まで飲酒、薬多用=会見後にはバチカン観光-中川前財務相
17日辞任した中川昭一前財務・金融相が、14日午後に行われた先進7カ国財務相・中央銀行総裁会議
(G7)後の記者会見に臨むまでの2日間の行動の詳細が19日分かった。風邪などで薬を多用する一方、
13日深夜に2時間近く記者数人と飲酒しながら懇談するなど健康管理の甘さが浮かび上がった。また、
関係者の証言によると「変調」を来したのは会見直前に行われた14日午後の日ロ財務相会談からだった。
中川氏は、13日昼に東京を出発、機内で飲酒し、現地時間で同日午後5時にローマに着いた。宿泊場所
でもあるローマ市内のホテルで夕方、米財務相と会談し、伊政府ゲストハウスでのG7夕食会でワインを
飲んだ。その後ホテルに戻り、自室で午後10時40分から同行取材の記者4人(男女各2人)と1時間50分に
わたり懇談。中川氏はその際、ジントニックを「3、4杯飲んだ」という。
一夜明けて十四日午前8時15分からはイタリア財務省でG7会合が行われ、会議終了後の昼食会に
臨んだが、食事は取らずにすぐ退席。ホテルに戻り、午後2時すぎから35分間、同省幹部や記者1人らと
パスタなどを食べた。同席した玉木林太郎国際局長によると、中川氏が自らワインを注文し、ホテル側の
確認に「これでいい」と返答した。ワインは「(グラスに)口を付けた程度」。
その後中川氏は1人で短時間自室に戻り、午後3時前からロシア財務相と会談。事務方によると状態が
悪くなったのはこの時から。会談後もその部屋で30分程度仮眠。自室に「数十秒」(玉木局長)戻り、
同45分から白川日銀総裁との記者会見に出て、醜態を演じた。にもかかわらず、会見後、同局長が
同行してバチカン博物館を見学した。
中川氏は出張中、風邪と腰痛がひどく、眠気を催す抗ヒスタミン剤が入った風邪薬を通常の倍量飲み、
鎮痛剤も服用した。日ロ会談で乱れたのは、薬の副作用が一気に出た結果ともみえる。大手製薬会社に
よると、「アルコールと一緒に抗ヒスタミン剤を服用すれば、副作用が強く出るという危険性は当然ある」という。
時事通信 (2009/02/20-00:52)
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