09/02/19 18:47:01 0
(>>1のつづき)
竹中さんによると、就職や収入面での男女格差は是正されつつあるが、女性は男性におごってもらったり
結婚してより高収入の男性に生活を頼るなどの「うまみ」を手放してないという。
「恋愛や結婚といった個人関係でも、女性は、男性が好む格好や行動を取ってもあくまで『待っている』
のであり、デートの計画、会計などの役割は男性に期待している。プロポーズにしても、女性からという話は
少なく、女性に対して『どうプロポーズされたか』と聞くのが一般的」と指摘する。
日本の男性学を研究してきた伊藤公雄・京大大学院教授は、「男性に比べ女性が元気なのは国際的な
流れ」とした上で、日本独自の問題の背景を指摘する。
1970年代、国連が女性の地位向上を積極的に働きかけるなど、女性は意欲的に成長するようになった。
しかし、日本以外の国々は経済活動も男女で支える社会になったが日本では男性は家庭のことを顧みずに
労働に没頭し、女性は働くことを抑えて男性を支える仕組みを取った。
その結果、核家族化で母親だけが育児をしたため、異性で扱い方が分からず過干渉で育てられた男性
たちが、うまく自立できない状況が生じたのだ。本来身近な男性から学ぶはずの、弱さを含む現実に
即したモデルから、学習して成長する機会を得られなかったのだという。
伊藤教授は「そうした現実にもかかわらず、男性は『男は女をリードしなくては』『女性や子どもを
養わなくては』といった、すり込みによる幻想を捨てられてない。結果、現実の自分たちや幻想との
ギャップの大きさにジレンマが生じている」と話す。
男性が生きづらさから解放されるには、どうしたらいいのだろうか。
竹中さんは言う。「女性の被害部分が主な問題で、男性の大変さは問題じゃない、という発想ではなく、
男性のしんどい部分は、女性が困っていた部分と同じくらい大変だよ、という発想を、共有する必要が
あると思う。考え方が変わらないと、報道や法律も変わっていかないですから」(以上、抜粋)
※元スレ
・【社会】 「結婚に積極的、セックス好きの肉食女子」「対照的な草食男子」増加…背景に「男社会で、働く女性が報われない現実」
スレリンク(newsplus板)