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カナダのハーパー首相は18日のCNNテレビとのインタビューで、米国製品の優先調達を求める
米景気対策法の「バイ・アメリカン条項」は「世界に対する大きな危険」と批判した。米労働者の
雇用確保を目指すオバマ米大統領が求める北米自由貿易協定(NAFTA)の再交渉にも消極姿勢を示した。
カナダは輸出の約8割が米国向けを占めるため、同条項には特に神経をとがらせている。
19日にオタワで開かれる首相とオバマ米大統領との首脳会談でNAFTA修正問題と合わせ、
白熱した議論が交わされそうだ。
首相は同条項が実際に発動された場合に「国際貿易法に頼ることになる」と述べ世界貿易機関
(WTO)への提訴も辞さないと警告。「世界同時不況を恐慌に変える恐れのある要因を一つ挙げるなら
保護主義的な措置だ」とけん制した。(共同)
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