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フィリピンの国会が17日、南シナ海のスカボロ礁(黄岩島)とスプラトリー諸島
(南沙諸島)の一部を自国領とする海洋基本線法案を可決したことを受け、
中国外交部は18日、同国の動きを非難する声明を発表した。
声明によると、黄岩島と南沙諸島はすべて、歴史的にも中国領土の一部。
中華人民共和国はこれらの島と周辺海域について、争いの余地がない主権を有している。
声明はさらに、「いかなる国が黄岩島と南沙諸島の領土権を要求しても、
すべて不法で無効である」と主張した。
黄岩島(北緯15度7分、東経117度51分)は南シナ海の中沙諸島中、唯一水上に出ている島。
周辺海域は漁業資源が豊かで、石油・天然ガス資源が存在する可能性もある。
中国(中華人民共和国)、台湾(中華民国)、フィリピンが領有権を主張している。
南沙諸島はフィリピンのパラワン島の西方、ベトナム本土の南西方向にある、約100カ所の
小島で構成される。海洋資源、石油など地下資源が豊かで、中国、台湾、ベトナム、フィリピン、
マレーシア、ブルネイがそれぞれ全島または一部の島の領有権を主張している。
軍を駐留させるなどで、台湾、中国、フィリピン、ベトナムがそれぞれ一部の島を実効支配している。
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