09/02/19 09:55:36 4wrXajxbO
■「今まで通りやれば黒字になる」とか、かんぽの宿の職員や旧郵政官僚が言っているが…
今まで通りの前提である、「利益の源泉:《財政融資資金預託金からの償還》と《収益の1/3も占める政府交付金》」が無くなるのだから、今まで通りにはいかない。運営費すら捻出できない?!
加入者福祉施設事業は、《政府交付金》に依存。1/3を占める政府交付金収入を除くと、大幅な損失を計上。
何か非常に大きな莫大な利益が出ているように見えるが、実はその大部分は預託金や政府の交付金という、ただで贈与されるお金。
利益の源泉が無くなるのに、かんぽの宿など簡保加入者福祉施設はどうやって運営していくのか?
鳩山総務大臣や野党の皆さん?『新たな公的資金の投入ですか?それこそ税金の無駄遣いですね。』
運営費の源泉が無くなるから、08年度中に売却しようとした日本郵政は、ベターな選択をしただけ。
新規資金=《財政融資資金預託金からの償還》=税金での穴埋め=《見えない国民負担》
小泉内閣での《財政融資改革》=《見えない国民負担の解消》により、08年度で償還は完済され、09年度からは新規資金配分はなくなる。
◆マーケットの馬車馬:郵貯:改革の理由(2) 収益源のタイムリミット スレリンク(eco板:107-114番),158-162
◆簡易保険福祉事業団の財務調査結果の概要 URLリンク(www.soumu.go.jp)
≫ 『加入者福祉施設事業に係る損益は、政府交付金収入を除くと、大幅な損失を計上』
≫ 『これら施設の運営経費は、事業収入と簡保特会から交付される政府交付金収入を充当』
≫ 『政府交付金収入の運営経費全体 769億円(H8)に対する割合は、約3分の1
→H8の損益は、当期利益金32億円を計上。しかし、政府交付金収入を除くと234億円の損失』
◆簡易保険福祉事業団の財務調査結果(総合評価) URLリンク(www.soumu.go.jp)
政府交付金収入は、施設収入、委託業務収入などの事業収入とともに収益を構成し、費用『全体の約3分の1に相当』している。