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茶道を取り入れた情操教育に取り組んでいる佐賀県唐津市の
昭和幼稚園（坂本多津子園長・２４０人）で１７、１８の両日、卒園茶会があった。
２０年以上前から続く伝統行事で、年長組の園児たちが保護者を前に、
１年間練習してきたお点前を披露した。
園児たちは、礼儀正しくおじぎをして“茶室”となった図書室に入場。
「心を込めてお茶をたてます」とあいさつした、保護者に抹茶とお菓子を振る舞った。
茶わんは保護者と一緒に絵付けしたもので、親子で楽しそうに出来栄えを確認。
子どもの成長した姿に涙ぐむ母親の姿もあった。
園児たちは毎月２回、裏千家の指導者から、扇子の使い方や礼儀作法などを学んできた。
坂本園長は「茶席を飾る花などで季節の移ろいを感じながら日本文化を学び、
マナーの大切さや豊かな感性を育てたい」と話していた。
ソース：佐賀新聞
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保護者の前で１年間練習してきたお点前を披露する園児たち
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