09/02/18 13:00:14 0
MK認可差し止めを 札幌ハイヤー協会、19日にも提訴
札幌ハイヤー協会(加藤欽也会長)は十九日にも北海道運輸局を相手取り、
札幌進出を目指すエムケイ(MK、京都)グループの事業認可差し止めを求めて札幌地裁に提訴する方針を固めた。
格安な運賃と車両台数の急拡大を掲げる同社が参入すれば、業界全体に大きな影響を及ぼすと判断した。
MKは昨年子会社の札幌エムケイを設立し、十一月七日に同運輸局に四十台での新規参入の認可を申請。
初乗り運賃は、札幌の大半のタクシーより百円安い五百五十円。
運輸局が自動認可する下限の運賃を下回っている。運輸局の判断は三月にも示される見込みだ。
タクシー業界は供給過剰に景気後退が追い打ちを掛けて苦戦が続き、
同協会加盟社の二〇〇八年の輸送人員は前年比約13%減に低迷。
収入減で運転手の待遇問題が深刻化する中、業界では自主的な減車の動きが進み、
〇八年度末には〇二年の規制緩和以降、初めて車両数が減少する見通しだ。
タクシー業界の全国組織の全国乗用自動車連合会(東京)によると、
「新規参入の差し止めを求める訴訟は聞いたことがない」という。
北海道新聞 (02/18 08:41)
URLリンク(www.hokkaido-np.co.jp)