09/02/21 22:19:10 2E0AKiMO0
世論調査
インターネット
インターネット利用の普及に伴い、インターネットを用いた世論調査に関する研究が進んでいる。
インターネットを用いた調査の場合は、サンプルの偏りに関する問題が特に深刻である。この問題を
解決するため、傾向スコア(Propensity Score)を利用して、標本に重み付けを行うなどの研究が進められている。
ただ、世論調査では回答傾向自体がインターネットと既存の訪問面接聴取法とでは異なるという指摘がある。
内閣府の調査では、訪問面接聴取法とインターネット調査でサンプルの偏りを修正した結果を比較しても、
調査手法、そしてインターネットの利用頻度によっても、回答傾向が異なるという。そのため、ただちにインターネットに
よる世論調査が既存の世論調査と置き換わることはないという。
なお、大手ポータルサイト等で行われている自由参加の投票は、理論としての調査法に基づいて行われているとは
言えず、所謂世論調査とは見なされない点に注意が必要である。
URLリンク(ja.wikipedia.org)