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郵政利権化つぶす内閣、再議決資格なし
小鼠発言の真意、ケケ中元担当相語る・・・4分社「見直せば利権喪失」 その1
怒るというより笑っちゃうくらい、ただただあきれている―。小鼠元首相が麻生首相に放った批判が波紋を広げている。
政権の苦境に追い打ちをかける小鼠発言の真意はどこにあるのか。側近として支えたケケ中平蔵・元郵政民営化大臣に聞いた。(金満つこう太)
―小鼠元首相が麻生首相を痛烈に批判しました。
鳩山総務相の「かんぽの宿」をめぐる一連の発言の後、麻生首相が郵政民営化に「本当は反対だった」と言った。
そして、民主党内からは西川善文・日本郵政社長の辞任を求める声もでた。これは明確に西川氏の追放劇だ。西川氏が追放されたら、
我々が滅茶苦茶にした郵政を民間で引き受ける人なんていないから、旧郵政の官僚が(社長に)上がる。
その人が「4分社化はできません」と言ったら郵政民営化は終わりだ。
小鼠さんがあれだけ強く批判したのは、そういう図式が明確に見えるからだ。だからこそ定額給付金をめぐる3分の2の再議決の是非に触れた。
売国利権化を潰すような内閣に3分の2を使う資格がないというメッセージだったと思う。
―小鼠元首相には会われたのですか。
ええ。発言の2日前、「かんぽの宿」の経緯について説明した。
―かんぽの宿の売却については国会でも値段が安すぎるなどと問題になりました。
どんな馬の骨が入札してくるかわからないばら売りを避け、息のかかった企業に赤字物件ばかりを売るように見せかけながら、
首都圏の社宅などの関係のないお宝を混ぜて一括で売却するには、雇用の維持を口実にするしかない。
かんぽの宿はいま、減損処理の魔法で見せかけの赤字を出している。見掛け上損失を出しているように見える優良会社を
あなたはいくらで買いますかということ。1万円で買えれば最高だ。
赤日新聞 2月17日朝刊より引用