09/02/16 20:57:38 0
元農相の岩永峯一(みねいち)衆院議員(67)=自民、滋賀4区=側が、
宗教法人「神慈秀明(しんじしゅうめい)会」(本部・滋賀県甲賀市、小山弘子会長)から
計6000万円の資金提供を受けながら政治資金収支報告書に記載していなかった問題で、
岩永氏が16日、国会内で記者会見し、
「6000万円は事務所担当者が借りたもので、政治資金ではない」と説明した。
また問題を受け、衆院予算委員会理事の辞任を検討する考えを明らかにした。
岩永氏によると、岩永氏側は03年4月ごろ、同会に政治活動資金の寄付を文書で求めた。
その際、担当者から「3000万円を寄付する」との回答があったが、
「多額の寄付をもらうのは他の支援団体の手前良くない」との理由で、
岩永氏の事務所担当者が個人名で借り受ける「金銭貸借契約」を結んだ。
事務所担当者は8月4日に現金を受け取り、これを県内20団体の後援会に振り分け、
岩永氏が代表を務める「自民党滋賀県第4選挙区支部」(党第4支部)に会費として納めさせた。
05年9月6日にも、同じ事務所担当者が3000万円を個人名で借り、党費として納めた。
会費、党費は収支報告書に記載がある。
賃借契約書は03年分が同会側、05年分が岩永氏側に保管されているという。
契約書では弁済期間はそれぞれ10年で無利子。
07年11月と09年1月に返済を神慈秀明会に申し出たところ、
会は「献金として処理してしまった」との理由で断ったという。
岩永氏は「貸し付けなので迂回(うかい)献金には当たらない」と説明。
同会と見解が異なっていることについては「06年に同会幹部が解任されるなどし、
内部に問題が発生したことが原因ではないか」と述べた。【篠原成行】
URLリンク(headlines.yahoo.co.jp)