09/02/18 04:12:08 Gr3yrDcR0
小沢氏と米国務長官の会談要旨
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17日夜行われた小沢一郎民主党代表とクリントン米国務長官の会談要旨は次の通り。
【日米関係】
国務長官 日米同盟をさらに強固にしていくために互いに努力しよう。パートナーシップを多くの分野に
拡大していかなくてはならない。安全保障だけでなく、気候変動やクリーンエネルギー、アフリカ開発
などで日本にリーダーシップを取ってもらい、いろいろ提案してもらえれば歓迎したい。
小沢氏 全面的に同意する。最近わたしの言動について、米国の友人から「米国内で誤解がある」
という忠告を受けたが、わたしは日米同盟が何より大事だと唱えてきた1人だ。ただ、同盟は、
一方が一方に従う従属の関係であってはいけない。お互いに議論し合い、よりよい結論を得て、
結論は互いにしっかり守っていく関係でなければならない。
【米軍再編】
小沢氏 まず両国が同盟国として世界戦略、日米の役割分担をきちんと話し合い、合意を得た上で
個別の問題について対応することが大事だ。今までのわが国政府は、自らの主張をきちんと主張
できないところに問題があった。それは、日本人がたとえ困難でも責任は果たしていく覚悟がなかったからではないか。
【北朝鮮問題】
国務長官 中韓ロと同じテーブルで問題に取り組むこと、日本が協議でリーダーシップを取ることが大切だ。
小沢氏 北朝鮮が核カードを手放すとは思わない。中国(が望んでいるの)は北朝鮮の現状維持だと思う。
【中国】
小沢氏 問題が大きい。中国のこれからを非常に心配している。市場主義と共産主義の矛盾が
表面化するだろう。中国の民主化がいかにソフトランディングするかが、日米、世界にとって最大のテーマだ。
国務長官 大変重要な洞察だ。日米中のトライアングルが非常に大事な関係だ。
【その他】
国務長官 ぜひ今後も対話を継続していきたい。
小沢氏 継続できるように、選挙で頑張る。(了)