09/02/16 00:05:08 my6UCOyg0
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考えなければならない点がいくつかあります。
まず住む場所を決めたり、あちこちを旅行したりするのは自由で、だれかに指図[さしず]されたり、
禁止されたりしないという原則があります。「居住・移転の自由」として憲法もすべての人に認めています。
憲法は外国に移住したり、国籍をはなれたりする自由も認めています。それなのに憲法の下にある法律や制度がきびしすぎないかどうか。
また貧しい国の人々は、家族の暮らしを助けるため、賃金の高い豊かな国で働きたいと、
法律をおかしても入国してくることがあります。
入国の仕方は悪くても、その後まじめに働き、社会にとけこんで暮らしている人も少なくありません。
そういう人を、十年以上も前の法律違反[いはん]を理由に、無理やり追い出していいのかどうか。
のり子さんは日本で生まれ、日本語しかしゃべれません。日本の学校に通い、友達がたくさんいて、日本に残れるように応援しています。
記者会見では「自分は日本人だと思っていた。両親に重い責任があるが、日本で勉強してがんばりたい」とうったえています。
「不法入国しても、まじめに働いている人もいるんだね」
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