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金城学院高校(名古屋市東区)で12日、生徒たちが「いじめ問題」や「死刑制度」などについて
研究した結果を他の生徒たちの前で発表した。1、2年のクラス予選を通過した代表20チームが
自分たちの思いを訴えた。
総合的な学習の一環。2~8人が1組となり、1年生は岩波ブックレットのテキストを用いて
著者の主張への批評をまとめた。2年生は「メタボリックシンドローム」「裁判員制度」
「医師不足」などのテーマを決めて、それぞれの主張を述べた。発表する持ち時間は
1年生が4分30秒、2年生は8分。
2年生はパワーポイントを用いて発表した。子どもの自殺について研究した生徒たちは
「年齢が低いほど衝動性が高くなる。死を現実的なものとしてとらえていない。
写真や遺書、自殺方法などを公開しているメディアの影響は強い」と訴えた。
また「日本に死刑制度は必要か」では、多くの国々が死刑を廃止しており死刑は犯罪の予防にならないと主張。
「死刑制度はあって当たり前だと思っていたが、深く追究して廃止すべきだと考えた。
遺族の悲しみは計り知れないもので、犯人に命の重さについて深く考える時間を持たせる意味で、
終身刑を採用すべきだ」との結論を発表した。
■ソース(毎日新聞) 【木村文彦】
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