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★自民憂うつ秋田知事選 擁立失敗と山形ショック
秋田県知事選(3月26日告示、4月12日投票)で、12年ぶりの県政与党復帰に燃えていたはずの自民党が、
すっかり意気消沈している。独自候補の擁立に失敗し、1月の山形県知事選で自民党が支援した現職候補が敗れた衝撃で、
主戦論は吹き飛んだ。無所属で出馬する候補に乗るしかない状況だが、県連内は支援相手をめぐり真っ二つに割れていて、
「もう自主投票だ」との声さえ上がっている。(秋田県知事選取材班)
「自民党の知事選は、あの時に終わったんだ」。今月10日の常任総務会。
ある若手県議は、戦う姿勢を訴える幹部を横目に、つぶやいた。
「あの時」は昨年12月下旬、満を持して出馬を打診した読売新聞特別編集委員の
橋本五郎氏(62)=三種町出身=が不出馬を伝えた時だ。
知名度があり、有力な独自候補になると見込んでいただけに、若手県議は「橋本さんがOKしてくれていれば」と今も悔やむ。
追い打ちを掛けたのが、山形県知事選だ。
秋田県連の鈴木洋一幹事長は「単純に自民対非自民の構図ではなかった」とみる一方、
「自民党単独の支援で勝つのは難しいと思った」と明かす。
主戦論は吹っ飛び、県連内では「積極的に動けば、候補者に自民色を付けることになり迷惑だ」と自虐論さえ聞こえる。
自民党は過去3度の知事選で、寺田典城知事(68)に対抗馬を立てたが敗れた。2005年の前回は独自候補の擁立に失敗し、
土壇場で無所属候補に乗った。今回は同じ道はたどるまいと、昨年6月に早々と候補者選びに着手。県政奪還の準備を進めるはずだった。
「このままでは、05年の繰り返しになる。執行部は責任を取るべきだ」(中堅県議)と厳しい声も上がる。
鈴木幹事長は「自主投票にはしたくない。候補者の一本化を目指す」と語る。
支援先は、出馬が濃厚な3人の首長経験者のうち、小坂町長の川口博氏(61)と
秋田市長の佐竹敬久氏(61)に事実上絞られたが、どちらかにまとまる見通しはない。(続く)
河北新報 URLリンク(www.kahoku.co.jp)
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