09/02/13 15:39:57 0
養殖カキの県内最大産地の鳥羽市浦村町で「カキ食べ放題」を
キャッチフレーズにした加工場が激増している。
水揚げした養殖カキをその場で食べさせる、文字通り「地産地消」システムが
消費者の心をとらえた。不況の荒波が直撃し、値崩れが進む養殖カキ業界。
「ならば自前で売りさばこう」と食べ放題店に進出する養殖業者が相次ぎ、昨シーズンから浦村町だけで15軒に倍増した。
浦村町はリアス式海岸の地形を利用し養殖カキが盛ん。85業者が浦村かき組合(浜田英夫組合長)を結成し、
「牡蠣(かき)の国」をアピールしている。昨シーズンの水揚げ高は推計で10億円弱に達する。
食べ放題が始まったのは20年前。浜田組合長が経営する浜英水産が加工場を改造して
出店したのが最初。当初は3軒ほどで推移していたが、ノロウイルス流行で風評被害に
見舞われた2シーズン前、著しい値崩れが起きたこともあって、食べ放題店開店が相次ぎ7、8軒に増えた。
この時期にはインターネットに「カキの食べ放題」のホームページを掲載する加工場も。
浜英水産も積極的に情報を提供したところ「1日当たり50人前後、多い日では80人から
100人の客を迎えるようになった」と浜田組合長は話す。平日も週末同様に客が押し寄せた。
この後、食べ放題店はさらに増え15軒に。パールロード(県道鳥羽阿児線)に出店する
業者もあり「カキ食べ放題」と書いた看板が目立つ。鳥羽磯部漁協の村田孝雄理事は
「水揚げしたばかりの新鮮なカキを、その場で焼いて食べられる豪快な料理が受けた。
不況下だからこそ、養殖カキを自前で売りさばけるのが強み」とみている。
食べ放題は2000円から2500円と手ごろ。店によっては定番の焼きカキ、カキ飯のほかグラタンなど料理に工夫を凝らす。3月末まで。【
ソース。牡蠣フライにもソースかけるのがすきです
URLリンク(mainichi.jp)