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次から次に怪しい話が出てくる「かんぽの宿」売却問題。最大の疑惑のひとつは、土
地代や建設費に総額2400億円もかかった売却物件の評価額が、たったの109億円
に化けた“根拠”だ。
日本郵政は当初、「収益力に見合った実質価値は123億円で、負債を差し引いた純
資産は93億円。オリックス側の提示額は16億円も上回っていた」と説明していた。
しかし、その資産評価そのものに疑いの目が向けられている。というのも、「かんぽ
の宿」の価値を査定した評価委員のひとりに、オリックスと関わりのあるオンナの存在
が浮上したからだ。
その人物とは、不動産鑑定業界大手「緒方不動産鑑定事務所」(東京・赤坂)取締役、
奥田かつ枝氏である。
(中略)
かんぽの宿の評価額がハジキ出されたのは、その半年後、08年2月の第3回会合で
のことだ。
「奥田さんは86年に一橋大法学部を卒業後、三菱信託銀行に勤務。90年には米スタ
ンフォード大の客員研究員として渡米し、94年からは英国で不動産事情を学んだキャ
リアの持ち主です。97年に現在の事務所に勤務し郵政民営化承継財産評価委をはじめ
、国交省の不動産鑑定や不動産投資に関する委員会・研究会で委員を務めるなど、かな
り政府に食い込んでいる。竹中氏が理事長を務める東京・六本木のビジネスセミナー『
アカデミーヒルズ』で講師をやっていました」(業界事情通)
日本郵政とオリックスの怪しい関係はワンサカあるが、この女性もナゾだ。
(日刊ゲンダイ2009年2月9日掲載)
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