09/02/12 07:11:03 0
しわくちゃ顔でほおが垂れ、鼻ぺちゃ。こんなブルドッグの姿が変わってしまうかもしれない。
人の好みの純血犬をつくろうと交配を繰り返した結果、犬の健康に問題が出始めたため、
英国の愛犬家団体が犬の審査基準を健康重視に変えた。
人が、数百年にわたってつくってきた純血犬の美の基準が変わりそうだ。
この団体は世界最古の愛犬家団体、英ケネルクラブ(KC=1873年設立)。
英国ゆかりのブルドッグやラブラドルレトリバーなど76犬種の審査基準のうち
209項目の変更を決めた。
3月に英国で主催する世界最大級のドッグショー「クラフツ」で新基準を適用する。
日本をはじめ、84の国・地域が加盟する国際畜犬連盟(FCI)には約340種の純血犬が
登録されている。KCは未加盟だが、FCIは犬の原産国の基準を重視するため、
KCの基準変更の影響は大きい。
各国のブリーダーや愛犬家はそれぞれの国のケネルクラブが催すドッグショーで
優勝できる犬づくりをめざして交配を計画するため、審査基準が変わると犬のスタイルは
徐々に変わることになる。
犬は、近親間や若齢間での交配を繰り返すと、体の末端の萎縮(いしゅく)が起こる。
人の好みで、鼻がぺちゃんこになったブルドッグやパグはその代償として呼吸困難気味で
体温調節が苦手だ。それでも、しわやほおのたるみなどの特徴を誇張する交配が続き、
重い障害が問題になってきた。
>>2へつづく
ソース:asahi.com
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ブルドッグ
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主な変更点
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