09/02/11 14:31:16 0
URLリンク(www.nishinippon.co.jp) より一部引用
総合建設業(ゼネコン)大手の鹿島(東京)による所得隠しが報じられたのは
2007年12月のことだった。
東京国税局の税務調査で06年3月期まで2年間で約6億円の所得隠しが指摘された。
うち約5億円は、大手精密機器メーカー、キヤノン(同)の子会社が大分市に工場を建設する工事に絡んで、
鹿島が下請け業者に架空の外注費を支払ったようにして捻(ねん)出(しゅつ)した資金だという。
鹿島は、この金の使い道を明らかにせず、使途秘匿金として制裁課税された。
この裏金は何のためにつくられ、誰に渡ったのか。鹿島がキヤノンの工事を受注するための工作資金になったのか。
鹿島は03年以降、大分市のデジタルカメラ工場建設を皮切りに、隣接する用地のプリンター関連工場、
川崎市のプリンター研究施設、宇都宮市の研究所の建設工事と、次々に受注していった。
この受注工作に一役買ったのが大分市のコンサルタント会社社長ではないか。当初から、こんな見方があった。(略)
まずは人間関係がひっかかる。キヤノンの御手洗冨士夫会長と同容疑者の親密さを象徴する話が1つあった。
03年夏、大分県が御手洗会長を招いて行ったデジタルカメラ工場の候補地選定の視察に、本来は部外者である
同容疑者も同席していたというものだった。(略)
同県の広瀬勝貞知事にとって御手洗会長と同容疑者は選挙の支援者でもあった。広瀬知事は02年暮れに
同容疑者と知り合い、初当選した03年春の「(選挙で)お世話になった」と説明した。
視察に知事も参加した。同容疑者が知事との関係も吹聴する恐れもあった。公私の区別を厳しくすべきでなかったか。
大分市内の2つの工場用地はいずれも県土地開発公社が鹿島と随意契約を結んで造成・整備をさせた。
これも釈然としない。ここに至れば捜査当局によって幾多の疑問を解いてもらうしかない。
★記者補足 広瀬勝貞・大分県知事の兄は、民放連会長・テレビ朝日相談役の広瀬道貞。
【キヤノン疑惑】御手洗会長、大賀容疑者の会社から邸宅(鶴見区SSGY)購入 本社内装も同社担う 果てはゴルフの予約送迎まで
スレリンク(newsplus板)