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・タレント、スマイリーキクチさんのブログに悪意の書き込みをしたとして、警視庁は名誉棄損容疑
などで摘発に踏み切った。事件は、匿名性を背景にしたネット世界の言葉の暴力のすさまじさを
改めて認識させた。
<死ね、犯人のくせに><てめえは何をしたと思っているんだ>--。
キクチさんは昨年1月、ネット上にブログを開設。間もなく、キクチさんが88年に起きた女子高生
コンクリート詰め殺人事件に関与したとする事実無根の書き込みが殺到した。
約10年前からネットの掲示板などで「犯人」として名前が書き込まれ、事実無根の中傷が始まった。
一部書籍などに足立区出身のキクチさんを連想させる表現で、事件に関与したかのような記事が
掲載されたことや、テレビの番組中で「元不良」などと冷やかされたことなどが理由だという。
キクチさんは事務所のホームページなどで何度か否定したが書き込みは継続。事務所や仕事先にも
嫌がらせの電話が掛かるようになり昨年8月、被害届を提出した。
中野署は接続記録などから数十人を割り出し、殺害予告を書き込んだ脅迫容疑で4日、川崎市の
会社員の女(29)を書類送検。また「人殺しが何で芸人やるんだ」などと複数回書き込んだとして、
大阪府高槻市の国立大職員の男(45)や千葉県松戸市の会社員の男(35)ら17~45歳の男女
18人を名誉棄損容疑で書類送検することを決めた。
同署によると、19人は自宅や職場のパソコンなどから書き込んでいた。「書き込みを真実だと思った」
「事件を起こしてタレント活動するのが許せなかった」などと供述しているという。
近年はブログなどに悪意の書き込みが集中し、「炎上」や「祭り」と呼ばれる現象や、いじめの温床に
なることも少なくない。捜査幹部は「根拠のない無責任な書き込みに対する警鐘になれば」と異例の
摘発の狙いを説明。さらに「書き込みが犯罪にあたるという意識が薄いようだ」と嘆く。(>>2-10につづく)
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